さくら4度目の出産 当日

私は朝からとーっても忙しい一日を過ごしていました。

夜11時に帰宅するとさくらがウロウロ、ウロウロ。

エサも食べない。

そしてトイレに行くもほとんど出てないようで陣痛が始まっているなと思いました。

それからしばらくさくらを見守っていましたが睡魔に負け深夜2時に寝落ちしていました。

朝方4時、こねこの鳴き声と共に目が覚めました!

ここから悲劇の幕開けでした(´・ω・`)

まだ薄暗い部屋の中でまず目に飛び込んできたのは、最近買った大切な大切なラグのど真ん中に横たわる一匹のこねこ。

胎盤がぶらりと付いたままで動かない。

あわてて触ってみるとかすかに動く。

助かったァ…

でも安心してもいられず産箱を確認すると3匹のねこちゃんが。

よかった!無事に産まれてる

でもその中の1匹も胎盤が付いたままでした。

そして4匹とも体がびっしょり濡れたままで冷たくなってる。

さくらはいない。

えっ。さくらはどこ!?

さくらー!さくらー!と呼ぶと震えた声でにゃーと鳴き、喉をごろごろと鳴らしている。

ソファーの下から声がしたのでのぞいてみるも姿が見えない。

あっ!ソファーとカバーの隙間だ!

以前にこねこ行方不明事件があり半泣きで探しだす結果、ソファーとソファーカバーの隙間にいたのでした。

のぞいてみるとさくらのおしりがあり、まだ血でびっしょり濡れている。しかも一部は乾いて固まっている。

嫌な予感がした。

いままでの出産を見てきた経験では、1匹産むごとに赤ちゃんも自分もキレイになめ、跡形もないくらいにしていた。
もちろん赤ちゃんのそばを離れることはなかった。

さくらは出産後2匹の臍の緒は噛みちぎり胎盤を処理したけれど、それから何も面倒をみず、自分の体すらキレイにせず隠れていたのだ。

さくらはパニック状態でした。
そして疲れきっているようでした。

他に2匹のオス猫と一緒に住んでいるから警戒はしていたものの、前回の出産では全く問題なし。

今回はなにか違うな。

さくらを引っ張りだし赤ちゃんの元へ。
少し体をなめ、胎盤を切ろうとするもまた急いで隠れてしまいました。

これはダメだ。このままでは赤ちゃんが死んでしまう。

なんとかしよう。

そう決意し糸とハサミをアルコール消毒し、糸でへその緒を結紮。

糸より胎盤側の部分をハサミでちょきん。

出血なく無事に赤ちゃんと胎盤を引き離しました。

それからタオルで赤ちゃんの体を乾かし、もう一度さくらを呼び出す。

そうするとさくらはスイッチが入ったようにまずは自分の体をキレイに。それから赤ちゃんの体も舐め始めました。

初乳を飲まさないと。

それから赤ちゃんにオッパイを飲ませるように促し、最後の一匹が無事にオッパイを飲むまで、出産から6時間を要しました。

その後さくらもお水を飲み少しエサも食べ、ようやく私も安心し仕事に出かけることができました。

体の小さな赤ちゃんに続く…

Yumi

Yumi

大阪生まれ、大阪育ち。6人兄弟の末っ子として自由に育つ。家庭は貧困、工事現場のおじさんにお茶出しをし7歳にし一日50円を稼ぐ。学生時代から遊ぶことが一番。20歳で社会に出るが仕事もまともに続かず。母親に地元から出て行けと22歳で島流しに。石垣島へたどり着く。これをきっかけに母親の仕事を負うべく医療の道へ。勢いで看護学校受験・合格。3年後看護師となり働く。医療を通して国際交流やボランティアに興味を持ち4年半の勤務を終えフィリピン留学へ。その後ギリホリでカナダへ行く予定だったがフィリピンとの出会いをきっかけに居座ることとなる。

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