やる気スイッチオフ事件

あまり人には話したくないことですがこの間完全にやる気スイッチが切れる体験をしました。
昔から「いつも元気だね。」とか「勢いがすごい」とか「ふたりいるんじゃない?って思うくらい活発」だとか言われてきた私ですが・・・。
セブ島で語学学校を経営し始めて1年半ただひたすらがむしゃらに走ってきた私。
先が見えなくなるくらい目の前のことに追われて「仕事ってやってもやっても終わらなーい!経営者に休みは無いんだねー」とか言ってたな。ただその時はやる気に満ち溢れて、どんどん新しいアイデアが溢れて大変なことがあっても何とか乗り越えてやってきていました。きっとイキイキしていたから人が集まって自分が思っている以上に人に評価されて不思議な気分にもなったり。

そして経営もなんとか軌道に乗り、怒涛のハイシーズンに加えて大学での通訳の仕事もこなし、ふと一息。そんなときに私のスイッチが突然切れる体験をしました。

(安心してくださいね!今は完全に復活しています)

突然先が見えなくなって、原因のわからない不安・焦り・イライラに襲われ気持がすっきりしない。
たまたま月経前だったのでその症状のひとつだと思っていました。
いつもなら月経開始とともにすっきりそんな症状は消えるのに、徐々にめまい・頭痛がひどくなり頭をおさえるくらいに痛くなりとうとう病院へ。血液検査に異常なし。
はじめて診てもらうドクターに「ストレスなんじゃない?」って言われて、「え?ストレスなんかありませんけど?」っとドヤ顔で答えました。
なぜかというとストレスを感じるような出来事も特になく、学校運営も落ち着いている、本当に心当たりがなかったし、ストレスで体調が悪くなるならとっくの前になってるだろうにという出来事が今までたくさんあったのです。
そのときに体調が変わらなかったのに今の状態でストレスで体がおかしくなるはずなんてない。そう思っていました。
前に甲殻類でアレルギーをおこしたことがあり、そのときも体のだるさ・頭痛・めまいが1週間ほど続いたのできっとそれだろうと思い込み、先生にも話したら「あるかもね。」と言われたので、とりあえず鉄剤と抗アレルギー剤をもらいその後会社へ。夜はもらった薬を服用し寝ることにしました。

それから2日、3日たっても良くならず、毎晩の悪夢と食欲不振、ひどいのどの渇きが襲ってきました。
私はお料理を作るのも食べるのも大好きで、思春期に大失恋をしても一切食欲がなくなったことがないため初体験でした。
食べ物に一切興味が持てず、おなかが全くすかない。
でもすぐに食べれるようになるだろうと思っていたので(読みは的中!)その時のリバウンドが怖く、さっぱりしたものを最低限口に入れるようにしていました。喉はとにかくよく乾きました。水分だけでもとしっかり飲むように心がけました。

気力ゼロ。魂が抜けていく感覚に頭がぼーっとしているので思考回路停止状態。
それなのに焦り・不安・イラつきが出てきて会社宛のメールが鳴るのも怖くて開けない、社内で使用しているアプリのメッセージのお知らせの音にもビク!どんどん自分は小さく閉じこもっていって、周りは押し寄せてくるような感覚でした。
特に朝起きた時が一番辛くひどく疲れた体と頭痛があり、それは何時間寝ようが体を休めようが変わりはありませんでした。

何かがおかしいぞと心の中で本当に思いこれは気づいていなかった蓄積したストレスなのでは?と思うと同時に、自律神経のバランスが崩れているのかなと感じるようになりました。
インターネットでちらっと検索してみると私の症状はまさに自律神経失調状態。
これほっといたらまずいな・・・
と思い、また翌日同じ先生に診てもらいに行きました。

「これこれの症状から私は自律神経のバランスが崩れているんじゃないかな。ナースしてたけときも少し近いめまいの症状があって・・・」とナース時代に患者がやってはいけないなーと思って見ていた、ほぼ病名まで決めて先生にマシンガンに話す行為。やっていました。
そして先生に話していることが全然伝わらず新人の通訳が出てくる始末。(私一応通訳なのに・・・)

私はとても興奮状態だったらしくちゃんと話せていなかったようです。少し落ち着いて話をし始めると、先生は「明らかにおかしいよ。1週間前に会ったときより痩せたでしょ?健康的には見えないよ。そんなに気を張って頑張らなくても良いよ。人は同時にたっくさんのことを完璧にこなすなんてできない。信頼できる人にしっかり話を聞いてもらったりたまには仕事から離れてリフレッシュしないと。話をしに来るだけで良いからいつでも来たら良いよ、僕もいるし日本人スタッフもいる。」とすごい真剣な顔で話しました。1週間で3キロほど体重は落ちていました。

はじめ「いやいや、あなた、私のこと何も知らないのに大変とか勝手に言わないで」とかひねくれたことを思っていましたが、気が付くと私は診察室で泣いていました。突然抑えきれない何かが溢れてきました。とても情けなく恥ずかしい人には見せたくない姿でした。
仕事の中で不安になったりイライラしたりすると相方に「プレッシャーに弱い。そんな人は経営者になれない。経営をしているといろんなことが常に起こる。それをしたくないなら、決められたことだけすれば良い雇われにになれば良い。」という厳くもごもっともな発言に、そうならなければいけない、弱音は吐いてはいけない。と思うようになっていたのです。
カップルで始めたこの経営。なーなーにやっているようでは成功はできない。私たちは完全にビジネスパートナーの関係になっていました。

泣き止むころには心はすっきり。「テヘヘ」と恥じらいながらみなさんに感謝の言葉を伝えて、胃酸を抑える薬と催眠作用の強い抗アレルギー剤を処方してもらい帰ったのでした。
その夜眠前にもらった薬を飲んで寝ると私は久しぶりに深い眠りについたのでした。

朝目が覚めると頭がすっきり!びっくりするほどでした。私ちゃんと眠れていなかったんだなとはじめて実感しました。次の日の夜に薬を飲んでびっくり。「にがーい!」そう、それまではその苦さを一切感じなかったのです。私は味覚も麻痺していたようです。だから食べる気にもならなかったんですね。その日の夕食を食べてなんてないいつものごはんだったのですが「美味しい!!」とても幸せな気持ちになりました。それから食欲が戻っていきました。

回復し始めてからほんの3日ほどで劇的に回復して(やっぱり回復早い)、1週間後にはエネルギーが有り余るいつもの状態に戻ったのです。今思うとあの約2週間が暗闇の中にいたようで体調の悪さ以外はっきり覚えていません。きっとこれが何か月も続いていると鬱になるところでした。危なかった。今はそれから2週間くらい経っています。本当にあの2週間が嘘のように元気100倍です。
きっと今までもこんなスイッチの切れた状態になったことはあると思います。でもそれを会社のせいにしたりして、同僚や友達に愚痴ったり遊びにいったり現実逃避もして乗り切ってきたんだと思います。でも自分の会社を持っている今、会社や誰のせいにもできなかったし、自分の抱える責任の重さも再確認したのでした。

経営者2年生、まだまだ未熟なのですね。いつかこんなことも屁だと思えるくらい強くなりたいです。強くなるには困難を乗り越えた経験が必要だと思っています。でも自分にはできると信じています。やっぱり自分で会社を持ち経営することが私は好きなようです。色んなことをざっくばらんに話せる先輩経営者のお友達絶賛募集中です( *´艸`)

Yumi

Yumi

大阪生まれ、大阪育ち。6人兄弟の末っ子として自由に育つ。家庭は貧困、工事現場のおじさんにお茶出しをし7歳にし一日50円を稼ぐ。学生時代から遊ぶことが一番。20歳で社会に出るが仕事もまともに続かず。母親に地元から出て行けと22歳で島流しに。石垣島へたどり着く。これをきっかけに母親の仕事を負うべく医療の道へ。勢いで看護学校受験・合格。3年後看護師となり働く。医療を通して国際交流やボランティアに興味を持ち4年半の勤務を終えフィリピン留学へ。その後ギリホリでカナダへ行く予定だったがフィリピンとの出会いをきっかけに居座ることとなる。

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