衰弱して血を吐いた赤ちゃん

昼間ご飯を食べに家に帰り心配だったのでねこの様子を見てみました。

するとまた床に小さな赤ちゃんが転がっており口の周りには血が滲んでいました。

何があったのかはわかりません。

近くにじゃががいました。
すぐにじゃがから隔離して外傷がないか確認。

傷はなく明らかに口から血を吐いた跡がありました。

開口呼吸で体はぐったり。
お腹大きく動く不自然な呼吸はひどくなっていました。

ダメかも知れない

この時この子は助からないかもということが頭をよぎりました。

もぅ1つ気づいたこと。

肛門に糞がついている。

これはさくらが世話をしていないということ。

濡れたティッシュで肛門を刺激しました。

すると大量の便と共に大量の吐血。
鮮血で泡混じりだったので喀血のようでした。

心不全?

ピンクではないけど鮮血に泡混じり、便が出た腹腔内の圧と共に肺から喀血。

看護師の知識を頭にめぐらせて、胸部を聴診器で聴いてみて、明らかにプツプツ音が聴こえる。雑音も。

肺障害はあきらかだったと思います。溺れているような状態でした。

とにかく便を出しきり窒息しないようにしっかり口の中を拭き取り、もう一度さくらのオッパイを吸わせてみました。

弱い力で少しだけ吸ったけどほとんど飲めてなかったと思います。

今にも止まりそうな呼吸。
開口して嗄声(かれた声)。

わざと体を動かして鳴かせたりしてみました。

後ろ髪をひかれる思いで仕事場に戻り、帰るまでどうか生きていて。と願いました。

仕事が終わり家に着いたとき、すぐにでも様子を見に行きたかったけど死んでいたり、じゃがに殺されてるのではと怖くて見れませんでした。

りっちゃんに先に確認してもらい

生きてる??

と確認。

生きてる

と。

よかった。間に合った。

でもさらに衰弱し口の周りには血の跡が…

血を綺麗に拭き取り、最後を看取る覚悟をしました。

動物界では体の弱い、または病気を持つ赤ちゃんに対して、親が殺したり育児放棄し、強いものだけを生き残らせるというのはもちろんわかっています。

でも一度この世に無事産まれて元気に鳴いてオッパイも飲んでいたこを見ていたのでどこかで助けられたんではないかとか、まだどうにかして助けたいとか考え、でも何もできることがなくて涙が出できました。

自分のベッドに赤ちゃんを寝かせ、いつの間にか眠りに落ちていました。

深夜2時。
ふと目が覚めて赤ちゃんをみると、呼吸がとても弱まっていました。

口が開いたままなので口がカラカラになっていて
もぅ飲まないのはわかっていたけど、粉ミルクを温かいお湯に溶かして綿棒に含ませて少しだけ口を濡らしました。

ペットボトルにお湯をいれで服でくるんで暖めると、
ぐーんと伸びをしてから静かに生きを引き取りました。

悲しかったけど、

お疲れ様。もうゆっくり休んでいいからね。

という気持ちもあり落ち着いて箱に入れました。

たった2日の短い命でした。

残った赤ちゃんを守るためにに続く…

Yumi

Yumi

大阪生まれ、大阪育ち。6人兄弟の末っ子として自由に育つ。家庭は貧困、工事現場のおじさんにお茶出しをし7歳にし一日50円を稼ぐ。学生時代から遊ぶことが一番。20歳で社会に出るが仕事もまともに続かず。母親に地元から出て行けと22歳で島流しに。石垣島へたどり着く。これをきっかけに母親の仕事を負うべく医療の道へ。勢いで看護学校受験・合格。3年後看護師となり働く。医療を通して国際交流やボランティアに興味を持ち4年半の勤務を終えフィリピン留学へ。その後ギリホリでカナダへ行く予定だったがフィリピンとの出会いをきっかけに居座ることとなる。

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